からだを建て上げる

成熟を目指して進もうではありませんか

霊的成熟に達するために神が特別な備えを与えてくださっていることを、パウロはエペソ人への手紙4章11節でこう記しています。「こうして、キリストご自身が、ある人たちを使徒、ある人たちを預言者、ある人たちを伝道者、ある人たちを牧師また教師としてお立てになりました。」この節では、使徒、預言者、伝道者、牧師、教師という五つのおもなミニストリー(役割)を挙げています。続く節では、その目的が書かれています。

それは、聖徒たちを整えて奉仕の働きをさせ、キリストのからだを建て上げるためです。 私たちはみな、神の御子に対する信仰と知識において一つとなり、一人の成熟した大人となって、キリストの満ち満ちた身丈にまで達するのです。(12-13節)

この箇所は、これらの様々な役割に対する二つの目的を説明しています。一つ目は、私たちを整えて奉仕の働きをさせるためです。私たちは自分に期待されている働きが自動的にできるわけではありません。これらの五つの役割は、私たちを整えるためにあります。

二つ目の目的は、キリストのからだを建て上げるためです。これらの役割は、信仰の一致と成熟に導くために、キリストのからだの中に置かれています。教会のかしらであるイエス・キリストがこれらの役割を提供してくださっているので、神の民はこれらの役割なしに成熟に達することはないと思います。パウロは、「キリストによって、からだ全体は、あらゆる節々を支えとして組み合わされ、つなぎ合わされ、それぞれの部分がその分に応じて働くことにより成長して、愛のうちに建てられることになります」(16節)と言っています。

最終的な目標は、ばらばらの状態の多くの個人がそれぞれ自分のことをすることではありません。目標は、一つのからだで、そのからだが成長できるように、様々な部分をつなぎ、建て上げる強い靭帯によって結び合わされることです。そのためには、からだの一つ一つの部分が自分の役割を果たすことが不可欠です。

【祈り】

 主よ、あなたが私を前進させてくださることを感謝します。神さまのゴールは、からだのそれぞれの部分がその分に応じて働くように、神の民を整えることであると宣言します。私は成熟を目指して進みます。アーメン。

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