栄光のために定められた

イエスは、私たちに神の栄光を与えるために、私たちの辱めを負われました

神は、あらかじめ知っている人たちを、御子のかたちと同じ姿にあらかじめ定 められたのです。それは、多くの兄弟たちの中で御子が長子となるためです。 神は、あらかじめ定めた人たちをさらに召し、召した人たちをさらに義と認め 義と認めた人たちにはさらに栄光をお与えになりました。では、これらのこと について、どのように言えるでしょうか。神が私たちの味方であるなら、だれ が私たちに敵対できるでしょう。私たちすべてのために、ご自分の御子さえも 惜しむことなく死に渡された神が、どうして、御子とともにすべてのものを、 私 た ち に 恵 ん で く だ さ ら な い こ と が あ る で し ょ う か 。 (ローマ8:29-32) 

イエスの死と自分を重ね合わせる時、私たちはイエスの豊かな相続の中に入りま す。私たちは神の相続人となり、イエス・キリストの共同相続人となります。しか し、それにはプロセスがあります。パウロは五つの段階を説明しており、そのすべ ては過去形です。最初の二段階は、世界が始まる前のことです。神は私たちをあら かじめ知っておられ、私たちをあらかじめ定めておられました。次に、神は福音の メッセージを通して私たちを召し、その召しに応答したとき、神は私たちを義と認 めてくださいました。しかし、そこで終わりではありません。さらに私たちに栄光 を与えてくださいました。天でイエスとともに、王として祭司として栄光にあずか るようにと引き上げてくださいました。未来ではなく、過去にです。 

こういうわけで、あなたがたはキリストとともによみがえらされたのなら、上 にあるものを求めなさい。そこでは、キリストが神の右の座に着いておられま す。上にあるものを思いなさい。地にあるものを思ってはなりません。あなた がたはすでに死んでいて、あなたがたのいのちは、キリストとともに神のうち に隠されているのです。あなたがたのいのちであるキリストが現れると、その ときあなたがたも、キリストとともに栄光のうちに現れます。(コロサイ3:1-4) 

私たちはすでにキリストの栄光にあずかっていますが、それは目に見えない世界 においてです。イエスがおられるところに、私たちはいます。 

【祈り】

イエスさま、あなたの十字架のみわざを感謝します。私は、神さまが私 をあらかじめ知っておられ、あらかじめ定めて私を召し、義と認め、栄光を与えて くださっていることを宣言します。イエスさまは、私に神の栄光を与えるために、 私の辱めを負われました。アーメン。

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