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            あなたは水の中に顔をつけますか?

            あなたは水の中に顔をつけますか?

            Derek Prince

            Teaching Legacy Letter

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            *First Published: 2018

            *Last Updated: 2026年3月

            9 min read

            This teaching is not currently available in 日本語.

            「あなたは顔を水にうずめていますか?」デレクは、神がギデオンをおびえた臆病な男から、従順で勝利する勇士へと変えられた物語を解き明かしながら、私たちにも関係のある重要なポイントをいくつか示しています。ギデオンの生涯を通して語られるデレクの鋭い洞察の数々を、あなたご自身のイエス・キリストとの歩みにも適用できることを願っています。

            「私たちの価値、私たちの尊厳」をテーマにしたこのティーチングレターシリーズでは、聖書が人間の性格について何を語っているかを見ていきます。

            第2回でお話ししたように、聖書は私たちの人格のそれぞれの側面がどのように機能すべきかを示す、類まれな「鏡」です。神の「鏡」を正しく用いることで、私たちは多くの内なる挫折、不調和、そして失敗から救われるのです。

            神は私たちをどう見ているか

            最近、イザヤ 55:8-9 節の主のことばが深く胸に響きました。

            「わたしの思いは、あなたがたの思いと異なり、わたしの道は、あなたがたの道と異なるからだ。─主の御告げ─ 天が地よりも高いように、わたしの道は、あなたがたの道よりも高く、わたしの思いは、あなたがたの思いよりも高い。」

            神の道と私たちの道には、大きな隔たりがあることについて思い巡らしているとき、私は士師記 6-8 章でギデオンとその軍について書かれていることを思い出さずにはいられませんでした。

            当時、イスラエルは罪と姦淫の中へと堕落し、さばきとして、神はミデヤン人の大軍が彼らの土地を毎年襲い、収穫を奪うことを許されました。

            ある日、ギデオンがミデヤン人から隠れて、酒ぶねの中で人知れず麦を打っていると、主の使いが彼に現れ、

            「勇士よ。主があなたといっしょにおられる」と言いました(士師記 6:11-12)。

            明らかに、主はギデオンが自分自身をどう見ているのかとは、まったく別の見方をしておられました。ギデオンは、自分は若くて弱く、取るに足りない者だと思っていました。しかし、主は、「勇士よ」とギデオンを呼んだのです。

            自分自身を正しく見る

            私たちの根本的な問題の一つ、そしてこの「Teaching Legacy」シリーズの焦点は、私たちが自分たちの価値に気づいていないことです。私たちは自分が「勇敢な男女」だと信じていないのです。

            私たちは、どのように自分自身を見るかということよりも、神がどのように私たちを見てくださっているかに目を留めなければなりません。キリストにあって、私たち一人ひとりは、「真理に基づく義と聖をもって神にかたどり造り出された、新しい人」(エペソ4:24)なのです。

            そのように自分自身を見ることは、必ず私たちの生き方に影響を与えます。そして、主はギデオンにミデヤン人との戦いにおいて、イスラエルを率いるようにと命じました。

            その命令に従い、ギデオンはハロデの泉に陣を敷き、ミデヤン人は北に陣を敷いていました。

            両陣営の人数を見てみましょう。

            • ギデオンの陣営32,000人¹
            • ミデヤン人の陣営135,000人²

            このように、32,000人のギデオンの陣は、4倍以上も多い135,000人のミデヤンの陣に立ち向かいました。主がギデオンに、「あなたといっしょにいる民は多すぎる…」(士師記7:2)と言ったとき、ギデオンはどう思ったでしょう。

            神は、恐れ、おののく者をみな帰らせるように、とギデオンに指示しました。その結果、22,000人が帰って行き、ギデオンには、10,000人だけが残されました。この時点で、ミデヤン人の13分の1以下です。

            しかし、それで終わりではありませんでした。驚くことに、神はギデオンに、

            「民はまだ多すぎる」(士師記7:4)と言われたのです。

            そして、神はギデオンに、彼らを水のところに連れて下り、水の飲み方で彼らをためすと言われました。両ひざをついて飲んだ者たちはすべて除外されました。ただ、犬のように水をなめた者たちだけがそのテストに合格したのです(士師記7:4-7)。

            そのテストは、「警戒」という性質にフォーカスされました。

            重要な一つの条件

            まず、通常の方法で水を飲んだ人々のことを思い浮かべてください。左手に持っていた盾と右手に持っていた槍、あるいは剣を横に置いて、両ひざをついて水の中に顔をつけました。この姿勢では、彼らは不意の攻撃に対して完全にお手上げです。彼らは敵が近づいていることにも気づかず、武器を使う準備もできていません。準備ができた時には、敵はすでに彼らを打ち負かしているでしょう。

            犬のように水をなめた人々についてはどうでしょうか。犬は水を飲むとき、鼻を水の中には付けず、舌を伸ばして口の中へ水をぺろぺろとなめて入れるので、通常、水はあちこちに飛び跳ねます。

            では、水をなめた者たちはどのような姿勢だったでしょうか。彼らは片ひざだけをつき、左腕の盾と右手の槍、あるいは剣はからだから離してはいません。そして、片手の手のひらに水をすくい、口に運びました。

            そのように、彼らは警戒し続け、いかなる不意打ちにも常に目を見張っていました。盾は準備万端の状態で、すぐにでも槍や剣を使うことができました。敵が彼らを突然襲うことは不可能でした。

            その300人の者たちは、二つ目のテストに合格しました。彼らは135,000人ものミデヤン人に立ち向かいました。自分たちの450倍もの人数に、です!

            逆境に立ち向かう

            帰るように言われた人々の中には、こう考えていた人もあったでしょう。「私たちをあの中から助けてくださった神に感謝だ。あのギデオンは気が狂っているに違いないよ。いったい、水の飲み方で何が変わるって言うんだい?

            もちろん、結果はギデオンとその300人はミデヤン人を完全な混乱の中に陥れることに成功しました。その後、背後に集められた他のイスラエル人たちがミデヤン人を完全に打ち負かしました。

            数では明らかに少人数です。最初の突破口を開く資質があったのは、300人でした。しかし、いったん突破口が開かれると、逃げるミデヤン人を追撃したいと志願した何千人ものイスラエル人がいたのです。

            この記録全体が、神の道と私たちの道がどれほど異なっているかを鮮やかに映し出しています。ギデオン自身、「私とともにいる民はわずかだ。もっと多くの人数が必要だ」と考えていたに違いないでしょう。

            しかし、神の考え方は全く逆でした。「あなたといっしょにいる民は多すぎる。」最終的に、ギデオンには自分と最初にいた人数の100分の1以下、つまり1%以下の人が残されただけでした。神にとって重要なことは、「人数の多さ」ではなく、「どのような人々であるか」なのです。

            個人的な評価

            この記録に照らし合わせてみるとき、私たちは一人ひとり自分を吟味してみる必要があります。

            • 神が今、ギデオンのような陣営を招集するとしたなら、自分は適任とされた少数派の一人なのか。
            • それとも、恐れて帰った最初の22,000人のようなのか。
            • もしくは、武器を脇に置いて、水を飲むために顔を水の中に付けた10,000人のようであるのか。

            日常生活の中で「自分の顔を水につける」ことは簡単であるし、ごく普通のことでしょう。日々直面するあらゆる実際的な必要で頭が一杯になってしまい、油断している私たちを捕らえる機会を絶えず狙っている、暗闇の見えない力との霊的戦いの中に自分がいることを忘れてしまいがちになります。

            どんな状況においても絶えず警戒し続けることは、意識的な個人の訓練が必要とされます。それは、通常のクリスチャンの行ないや道徳的な概念のすべてを超えるものです。そうではあっても、新約聖書は私たちに明確な警告を与えています。

            「身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたける獅子のように、食い尽くすべきものを捜し求めながら、歩き回っています。」(Ⅰペテロ5:8)。

            もし、この警告を無視するなら、私たちはサタンの巧妙で予測不能な攻撃に遭いやすくなってしまいます。

            バランスを見つける

            例えば、休暇を取ることを考えてみましょう。妻と私は、時に休暇を取って神を待ち望む時間を持たない限り、奉仕を効果的に続けることはできないと気づきました。

            しかし、私は一つのことを学びました。サタンは決して休暇を取らないことです。本当に休養が必要だと私たちが感じるときにこそ、サタンは私たちにまったく予期しないプレッシャーをかけ、すぐに武器が使えない状態で簡単にサタンにとらえられるかもしれません。

            それは、私たちが休暇を取るべきでないことを意味しているのではありません。そうではなく、休暇の時にも、私たちは顔を水につけず、武器を脇に置かないことです。妻と私は、休暇の時こそ、最も警戒が必要な時であると知ったのです。

            しかし、休暇は単なる一例にすぎず、家族関係、職場において、また特別なお祝いの時や、教育の機会など、様々な領域においてそのことは当てはまります。私たちはそのようなことのすべてに参加することができますが、どのような時にも、自分の顔を水につけるような油断をしてはなりません。

            ギデオンの陣営を思い出してください。適任者は1%未満の人だけでした。その割合は今日も変わってはいないのではないでしょうか。

            あなたはどうですか?

            ギデオンの物語は、あなたの心に何かを呼び起こしたかもしれません。イスラエル人がミディアン人から受けたような容赦ない攻撃によって、あなたは傷つき、弱り果て、隠れたい気持ちになったかもしれません。

            ギデオンはまさにその状況に陥っていました。主の御使いがギデオンに現れた時、「彼は神が倒すよう命じていた敵から身を隠していた」ことを思い出してください。「力」を取り戻すには、ギデオンにはある過程がありました。ありがたいことに、神はギデオンを着実に導き、「主の霊がギデオンに臨み、彼が角笛を吹いた」(士師記6章34節)その瞬間まで、ギデオンをその過程を歩ませてくださいました。それが最終的な勝利へと導く転換点でした。

            神があなたをご覧になるのと同じように、あなた自身を見つめ、新たにされたいと思いませんか? ギデオンのように、主の力と偉大さによって強くなるため、信仰をもって手を伸ばしたいと思いませんか? 今、私たちの人生において、このことを成し遂げてくださるよう、主に祈りましょう。

            *Prayer Response

            愛する主よ、悪魔の打撃と攻撃によって、自分自身の見方が変わってしまったことをお詫びします。あなたが私を見てくださっているように、私は自分自身を、勇敢で力強い人として見たいのです。もう隠れることも、恐れることもしません。代わりに、あなたを愛し、あなたに仕え、あなたの御国を地上に実現するために、私に力を与えてください。

            ギデオンのためにしてくださったように、私にもしてくださるよう、謙虚に祈ります。水から顔を出し、イエス様、あなたの御顔をじっと見つめます。私の人生、恐れ、賜物、私の存在と私の持つすべてを、あなたの御手に委ねます。今、私はあなたに完全に身を委ねます。アーメン。

            私は祈りました

            ¹ Judges 7:3 records that after 22,000 left him, Gideon still had 10,000.
            ² Judges 8:10 records that after 120,000 Midianites had been killed, 15,000 still survived.‍

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