恵みを選ぶ

私のからだは、神の働きのため、また神の栄光のために神に献げた義の道具です

ですから、兄弟たち、私は神のあわれみによって、あなたがたに勧めます。あなたがたのからだを、神に喜ばれる、聖なる生きたささげ物として献げなさい。(ローマ12:1)

意志を固め、それからゆだねるという順序が大切です。私たちは意志を持たなければ、習慣的に間違ったものに屈してしまうでしょう。自分のからだ、器官を罪にさらさないようにしなければなりません。私たちがまだ未信者であった時は、長い間そのようにしてきました。しかし今、私たちはそうすることをやめて、「そんなことは、もう終わった」と言わなければなりません。いったん自分の意志を神にゆだねたら、自分のからだをサタンにゆだねてはいけません。

「罪があなたがたを支配することはないからです。あなたがたは律法の下にではなく、恵みの下にあるのです」(ローマ6:14)。このことばには、とても深い意味があります。パウロは、私たちは律法の下にではなく、恵みの下にあると言いました。どちらか一方です。同時に両方の下にいることはできません。律法の下にいるなら、恵みの下にはいないし、恵みの下にいるなら、律法の下にはいません。

さらに、パウロは、私たちは律法の下にはいないのだから、罪は私たちを支配することはできないと言いました。もし私たちが律法の下にいるなら、罪が私たちを支配するのは当然の結果です。そのことは、多くの人にとってはショッキングな言葉かもしれませんが、それは聖書が一貫して言っていることです。

私たちは規則に支配されているのではありません。私たちは神の子どもとされ、神を愛しているので神に従います。これからは、恐れではなく、愛が私たちの従順の動機となります。私たちを奴隷にするのは、神ではなく、律法なのです。神は私たちをご自分の息子、娘としてくださいます。私たちは律法か、神の恵みかを選択しなければなりません。

【祈り】 

イエスさまの十字架での勝利を感謝します。私は恵みを選び取り、私の思いを神にゆだねます。私のからだは、神の働きのため、また神の栄光のために神に献げた義の道具であると宣言します。アーメン。

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