祭壇の上に置く

私の御父は、私を造られました 

ローマ人への手紙12章1節で、パウロは私たちの体を、この地上に生きている間にささげなさいと指示しています。

「ですから、兄弟たち、私は神のあわれみによって、あなたがたに勧めます。あなたがたのからだを、神に喜ばれる、聖なる生きたささげ物として献げなさい。それこそ、あなたがたにふさわしい礼拝です。」

あなたの体を生きたささげ物として神にささげるなら、あなたはもう自分の体の所有権を主張することはできません。自分の体がどこに行くか、何をするかを決めるのはもうあなたではありません。何を食べるか、何を着るかを決めるのも、あなたではありません。こうした決断をする権利を手放すということです。今以降、あなたの体はあなたのものではありません。神のものとなるのです。あなたは自分の体を、生きた、神へのささげ物として、神の祭壇でささげたからです。

何であれ、神の祭壇の上に置かれたものは、その時点から神のものとなります。それはもはや、ささげた人のものではありません。そのように、イエスがご自身の体をささげられたように、私たちも自分の体をささげること、これが神が望んでおられることです。イエスが死を通してご自身の体をささげられたのに対し、私たちは生きつつ自分の体をささげるように求められているという違いはありますが、私たちも体を神の手にゆだね、体に対する権利や要求を放棄するのです。

この考え方はとても恐ろしく聞こえるかもしれません。しかし、実際には非常に心躍るようなことです。神は、あなたとあなたの体について、あらゆる点で多くの計画を持っておられます。けれども、あなたの体が神のものとなるまで、それを明らかにされません。まずあなたの体を神にささげる必要があります。そうすれば、あなたは、自分の体を用いて何をすべきかがわかるようになります。

【祈り】

 主よ、私のうちになしてくださった御業を、感謝します。私は今、自分の体を生きたささげ物として神さまの祭壇の上に置くと宣言します。私の体はもう私のものではなく、神さまのものです。私の御父は、私を造られました。アーメン。

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