神の息子、娘

私は神の子どもとされました

私たちの主イエス・キリストの父である神がほめたたえられますように。神はキリストにあって、天上にあるすべての霊的祝福をもって私たちを祝福してくださいました。すなわち神は、世界の基が据えられる前から、この方にあって私たちを選び、御前に聖なる、傷のない者にしようとされたのです。神は、みこころの良しとするところにしたがって、私たちをイエス・キリストによってご自分の子にしようと、愛をもってあらかじめ定めておられました。それは、神がその愛する方にあって私たちに与えてくださった恵みの栄光が、ほめたたえられるためです。(エペソ1:3-6) 

パウロはここで、世界の基が据えられる前、つまり天地が創造される前から定められていた神の永遠の目的を説明しています。それは、私たちが神の息子、娘となることです。この目的を達成できる方法は唯一、イエスの十字架での身代わりの死を通してでした。イエスは、私たちの罪を負い、私たちの拒絶を耐え忍ぶことによって、私たちが神に受け入れられるための道を開いたのです。その苦しみの間だけ、イエスは神の子としての地位を失いました。それは、私たちに神の息子、娘としての地位を与えるためでした。

私は、6節の「それは、神がその愛する方にあって私たちに与えてくださった恵みの栄光が、ほめたたえられるためです」という言葉が大好きです。「私たちに与えてくださった」と訳されている言葉は、とても力強い言葉で、御使いが処女マリアに「(おめでとう、)恵まれた方(英語訳聖書NIVでは「とても愛された方)」(ルカ1:28)と敬意を表した言葉と同じ語です。それは、私たちが神の特別な好意を受ける対象となったことを意味します。別の英語訳聖書(NKJV)では、「神はその愛する方にあって私たちを受け入れてくださった」(6節)と訳されています。

イエスがあなたの罪と拒絶を負ってくださったことによって、あなたが神の子どもの一人として受け入れられたことを理解していなければなりません。

【祈り】 

主よ、愛をもって私を選んでくださったことを感謝します。私が神さまに受け入れられるようにと、イエスさまが私の拒絶を負ってくださったことを宣言します。私は神の子どもとされました。アーメン。

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