キリストの安息に入るために、恐れる心を持とうではありませんか
十分の一は、神が私たちのお金に求めておられることですが、私たちの時間に対して神は何を求めておられるでしょうか。神は、イスラエル人に７日のうちの一日を要求しました。それは、物質的な所有物に要求した割合よりも高い割合です。今日の教会の中で、７日のうちの一日を神にささげている人はどれくらいいるでしょうか。そうしていないことが、精神的に疲れ切っている人が多い理由です。イライラしたり、取り乱したり、忙しくて仕事を終えることができないのです。
神は休息を取った最初のお方です。働いて、そのあと休みました。私の友人で、多くのレストランを所有しているパレスチナ系アラブ人がこう言いました。「神は家族を養うために働いたのではない。また、疲れたから休んだのでもない。もっと高い次元のものだ。神が働いたのは、創造主だからだ。」神が休まれたのは、ご自分が創造したものを楽しみたかったからだと、私は信じます。私たちは、自分の作ったものを楽しむ時間を取らなければ、ただ疲れだけが残る、みじめな状況に陥るでしょう。働くことと、休むこと、より信仰を必要とするのはどちらでしょうか。イスラエルは、不信仰のゆえに安息に入ることができませんでした。クリスチャンはなぜ休むことができないのでしょうか。それも不信仰のゆえです。それが原因なのです。
神がリラックスを始めたと知ることで、私たちもリラックスすることができます。私たち夫婦は以前、「休暇」に出かけていました。しかし、「休暇：vacation」の意味は、用事がないという意味の語「vacant」から来ています。何もすることがないことが良い時もあります。しかし、妻も私も、「vacation」という語を使うのは間違っていると感じました。その代わりに、私たちはその期間を「holiday」と呼びました。それは、「聖なる日：holy day」を意味します。神は休暇を取らないことは罪であることを私たちに示されました。イスラエルのカレンダーには、神が定めたように、多くの休日が必要でした。選択肢はありませんでした。それらは神が定めた休日です。怠けたい人たちのためにではなく、神が休日を取るように言われたからです。
【祈り】
主よ、あなたの安息に入ることが約束されていることを感謝します。神さまはご自分が創造したものを楽しむために休まれ、私も同じようにすると宣言します。私はキリストの安息に入るために、恐れる心を持ちます。アーメン。
